沿線お役立ちコラム

我が子に見せたい! 心を育てる、子どものための「子どもミュージカル」@阪神尼崎

子どものための子どもミュージカル、あましんアルカイックホールオクトで上演!

こんにちは。チアフルライターのツツミノです。

お芝居、ミュージカルが大好きで、娘と二人でよく観劇に行く働くお母さんです。

今回は4月6日(土)、阪神尼崎駅から北へ徒歩10分のあましんアルカイックホール・オクトで上演予定のオリジナル子どもミュージカル『「虹をわたって」~オズがおしえてくれたこと~』をご紹介します。

この作品は、Suzuki Agencyは~もに~らんど主宰、今安志保さん脚本・作曲・音楽、今安琴奈さん振付・演出の作品で、子どもミュージカルとはいえ大作です!

「オズの魔法使い」を題材にしたオリジナルミュージカル

物語は皆さんがよくご存じのお話「オズの魔法使い」をベースに作られたオリジナルミュージカルです。

お話の中で、色々なことを経験する4人?(ドロシー、脳みそが無いかかし、心が無いブリキのきこり、弱虫なライオン)。

演じるのは5歳から14歳までの子ども達。

今回は、は~もに~らんどに所属している子ども達に加え、厳しいオーディションに合格したメンバーが参加されているそうです。

脚本をつくられた今安志保さんは子どもの心の成長を本気で考えられているピアニストで、大人の目線ではなく、子どもの目線で子どもの心に沿った言葉を選んでお話を書かれています。

いよいよ本格的なお稽古が始まりました!

3月9日、いよいよ本格的なお稽古が始まりました!

お稽古初日を見学させていただいたのですが、ある場面のダンスの振付をされていました。

ドロシーが竜巻に飛ばされる場面のダンス。

出演者全員で踊る場面です。

音楽は今安志保さんのオリジナル曲で、(なんと劇中の音楽はすべてオリジナルだそうです)それは子どもミュージカルとは思えないくらいおしゃれでカッコイイ曲でした。

振付は今安琴奈さん。

老若男女、年齢層もバラバラな十数名で踊るのですが、演者それぞれに少しずつ違う振りを付けられ、竜巻の接近により大人も子どもも心乱れていくその姿をみごとに表現されていました。

見学開始すぐは何をしているのか私には全くわかりませんでした。

でも音楽に合わせて通したものを見た時、“なるほど!”となりました。

“頭の中で構成して人に伝える”

これは本当に難しい作業で、物事を色々な角度から見て、立体的に捉えられなければできない作業だと思いました。

さらには、琴奈さんの指示に対して1回で理解し指示通り動く子どもたち。

そのすごい集中力にも圧倒されました。

私は今回初めて、一場面が生み出される瞬間に立ち会え、本当に感動しました。

いつも完成したものを客席から観ているものとしては、それも感動するのですが、そこへ行きつくまでの工程にはまた別の感動を覚えます。

こんな舞台の裏側を見させてもらえて、とても貴重な経験になりました。

子どもの心を育てるミュージカル

 レッスン後、出演している子どもの保護者の方にお話をお聞きしました。

「は~もに~らんどのミュージカルは、そのセリフや歌詞のひとつひとつが子どもたちの身近に起こる出来事とリンクしていて、演じている子どもたちや観に来てくれる子ども達がこれから立ち向かわなくてはいけない出来事を“どう乗り越えていくか”という事を考えさせ、“こうしたらのり越えられる”と教えてくれる作品となっています。子どもの心の成長に必要なものがいっぱい詰まった作品なので、観に来ていただいたお客様の心に必ず何かを残してくれるはずです」とのことでした。

さらに「4月6日の本番の日までの間、子どもたちは、いっぱい踊って、いっぱい歌って、いっぱい泣いて、いっぱい笑って、当日舞台をきらきらにしてくれると思います」とおっしゃっていました。

『子どもミュージカル』とは言え、演者のみなさんは、子役とは思えないほどで、大人でも感動するミュージカルです。

「ひとりの人間としてその時間を生きる』ことを、幼き頃に体感することが、大人社会を生きていくための大切な経験になります。

生きる勇気を与えてくれる作品です。

新学期に向けて新たな生活に飛び込もうとしているお子様と一緒に、ぜひ会場に足を運んでみてください。

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(文/チアフルライター ツツミノ)