沿線お役立ちコラム

節分ってなんて面白い!実はビックなイベントだった!2019.1月号

笑いとわくわくのエッセンス満載の「わくわく保育だより」1月号では間もなくやってくる行事“節分”がテーマ。
実際の保育エピソードを交えながらご家庭でも楽しむことができる節分の過ごし方を紹介します。

 
 

節分の裏側!園の様子こっそり教えます!

保育園、幼稚園にとって節分は先生たちにとって気合の入るイベントの1つです。

こどもたちにとってはソワソワしたりビクビクしたりする行事ですが、
先生たちはそんな鬼を怖がるこどもたちの姿を見て、
可愛くてニヤニヤしちゃいます。

担任をしていた園ではまず全館に放送がはいります。
「みなさん鬼が来ます。退治してください。」
その後シンバルが鳴り響きます。
シャラーンシャラーン!

これだけでもなかなかの迫力。すでにこどもたちの中には涙目の子もチラホラ。
まず登場するのは可愛い子鬼(年長さん)。
みんな新聞紙で作った豆を投げて退治します。

ここからが本番です。全身タイツを着た大鬼がこん棒片手にやって来ます!
大人から見ると吹き出しそうなくらい面白いのですが
こどもたちにとっては恐怖しかありません。
鬼は「うぉぉー!!」と声を荒げます。
年少さんは机の下や先生の後ろに隠れて大泣き。さらに鬼に抱っこされ大騒ぎ。

年長さんは小さい子たちを守ろうと退治に必死。かと思えば「あ!園長先生だ!」と気づいてしまう子も(笑)

お祭り騒ぎの豆まきが終わったらみんなでお豆を食べます。
ここで1つエピソード。
「年の数だけお豆をたべます。みんなは4歳だから4粒ね」と言うと
「先生いーっぱい食べられていいなー!」
「…ははは」ちょっと乙女心にグサッときました。

 
 
 

お面を身近なもので作ってみよう

保育ではみんなで何日もかけて鬼のお面をつくりますが、
お家では簡単に準備&簡単楽しくが合言葉!

まずはにあるものを確認しましょう。
ビニール袋、コピー用紙、画用紙、折り紙、紙皿、シール、マスキングテープ、リボン、輪ゴムなど…探してみるといろんなものが鬼になりたそうにしています。
もちろんいらなくなったペットボトルのふた、ティッシュペーパーの箱、トイレットペーパーの芯、牛乳パック、お菓子の包装紙など…
も立派な材料になります。

次はお面の土台決め。何を土台に作るかはこどもと相談しましょう。
コレ!と決めた土台の素材に、直接色を塗ったり、
テープを貼って鬼を作るのもいいですね。
もちろん画用紙などの紙にお絵かきやシールを貼って、
鬼の角や髪の毛のカタチに切って土台に貼る!という合わせ技もOK。

クレヨンで絵を書いたり、シールを貼ることは赤ちゃんもできたりするのでおすすめですよ!

さて、目や口はどうしましょう?
お面なので見えるように穴をあける必要がありますね。
アイマスクみたいに大きく?右目左目1か所ずつ?

ちなみに保育での鬼のお面製作では、
先生が子どものリクエストに合わせて目と口を開けていました!
でも、切ってみたら「目の位置がずれて見えないよー!」
とみんなで大笑いすることも。
目がいっぱいの鬼にしちゃおう!とさらに目の穴が増えて、目がいっぱいの鬼に…なんてことも。

さて、今年はどんな鬼ができるでしょうか。
素材が違えば100通り、200通りの鬼か完成!

ぜひ家族みんなで作ってみてくださいね。

簡単にできる!節分遊び!

【豆まき編】
ご家庭で節分の行事をする際は大豆を使って豆まきもいいですが、
衛生面が気になる方や豆まきあとのお片付けが大変という方は落花生を使うといいですよ。
豆まきの後、拾って食べる際も抵抗なく食べられます。
 
他にも袋入りの大豆やピーナッツなどラインナップは豊富です。スーパーに行ってご家庭に合った豆まきの豆を探し出すのも面白いですね。

豆が決まれば次は鬼役。
「今年は誰が鬼になる?」家族会議が始まります。
パパがするもよし!
ママがするもよし!
おじいちゃん、おばあちゃんがするもよし!
鬼を決めるだけでもわくわくしますね。

【クッキング編】
今や関西から全国に広がっている恵方巻きも、
こどもと一緒に作ると格別に美味しくなりますね。
出来上がったら今年の方角を向いて無言で食べる。

幼い頃から当たり前にしている行事ですが、
毎回無言で食べながらも目と目で合図したり、
可笑しくもないのに笑ってしまったり…家族で楽しい団欒タイム。

お寿司が苦手、作るのが大変、という方は
食パンの耳を切って中にジャムやクリームを塗って巻き巻きするだけで、
簡単恵方巻きデザートの出来上がり!
デザートの恵方巻きにも今年はチャレンジしてみては!?
 
 


心の鬼を追い出したら心もスッキリ!

悪いことはもうしないよ~!鬼も優しくなったら
最後はみんなで仲良く叫んじゃおう!
「鬼も内~!福も内~!みんな内~!!」

一おとなもこどももみんなみんなわくわく一

次号もどうぞお楽しみに!
担任のちづちゃん&このちゃんでした!