こんにちは。クニコ2000です。
チアフルライターをしていますが、六甲山の麓で暮らしています。
六甲山上にある小学校で、毎年11月に音楽会が開かれていることはご存知ですか?
第1土曜日は、神戸市立六甲山小学校の学校行事で、その次の日には、一般参加型の小さな音楽会が開かれています。
その音楽会は年々進化しており、今年(11月4日)は、参加者全員による即興(アドリブ)演奏会です。
タイトルは、「ミュージックコミュニケーション ~音楽で会話しましょう~」。
会場の六甲山小学校は、森の中の小さな学校
会場の神戸市立六甲山小学校は、全児童40数名の小さな学校です。
神戸市より小規模特認校に指定されており、山に住む子どもたちだけでなく、転入学の条件を満たしていれば、神戸在住の子どもたちも通えます。
ちなみに10月1日現在、編入学者募集中です(2019年2月末まで)。
市バス+ケーブル+山上バスを乗り継いで毎日、子どもたちが通学しています。
毎年10月に行われる「火入れ式」が有名ですが、冬には山上でスキーの授業があり、春や秋にはカヌーに乗ったり山を探検したりと、六甲山の自然の中で子どもたちはのびのびとした6年間を過ごします。
うちの娘も山の麓から通学しています。
1年生から6年生まで兄弟のように仲がよいのが、市街地の学校にはない魅力だと感じています。
プロのミュージシャンがリード☆全員でアドリブ演奏会
ジャズトランペット奏者の高見浩之(たかみひろゆき/写真左)さんが講師となって全員をリードします。
そこにジャズピアニストの田中貴俶美(たなかきよみ/写真右下)さん、クラシックのピアニスト雁瀬由香(がんせゆか/写真右上)さんが加わり、即興演奏を進めていきます。
参加者は、好きな楽器を持ってきて音を鳴らすだけ。
小学生ならリコーダーや鍵盤ハーモニカでも大丈夫です。
楽器を持っていなくても心配は無用です。
「声」も立派な楽器なのです。
六甲山の自然に囲まれて、集まった人が一つのテーマに沿って音楽を奏で、曲を完成させていきます。
今回はどんな曲が生まれるのでしょう?
即興演奏の合間にも、プロのミュージシャンによる演奏なども聴けるので、インスピレーションが高まります。
即興演奏で創った曲は、来春のコンサートでお披露目
今回創った曲は、来年の3月に御影公会堂のコンサートで演奏するそうです。
参加者全員が即興演奏で創り上げた曲を、プロのミュージシャンがどのように完成させるのでしょうね。
六甲山で生まれた種(曲)が、数ヶ月を経てどんな森(演奏)に成長しているのか?
まだ何も出来ていないのに、楽しみになってきました。
今回のイベントや御影公会堂のコンサートもチアフルライター通信の記事で紹介したい・・・。
最後はみんなで、六甲山のイメージソングを大合唱
このイベントは、NPO法人「六甲山と市民のネットワーク(以下RCN)」が主催しています。
最後に全員で歌う六甲山のイメージソング「六甲山―森のおくりもの」は、RCNがプロデュース。
ピアニストの雁瀬由香さんが作曲しました。
歌詞は公募で集めたところ、最終選ばれたのは、六甲山小学校卒業生(女子)とそのお母さんだそうです。
六甲山小学校で6年間過ごした女の子とそれを見守ったお母さんの情景が伝わる美しい曲です。
親しみやすい曲でプロのミュージシャンも教えてくれるので、すぐに歌えます。
私も別のイベントで歌う機会がありましたが、すぐに歌えるようになりました。
紅葉が始まった森の中で、みんなの歌声がどのように響くのでしょう?
参加は無料です。
参加ご希望の方は事前に申し込みが必要ですので、RCNのホームページから詳細をご確認ください。
音楽会の後には、素敵な六甲山グッズが当たる抽選会があるようです。
そちらもお楽しみに。
参考:
イベント「ミュージックコミュニケーション~音楽で会話しましょう~」詳細
http://653daigaku.com/faculty/9816/
NPO法人 六甲山と市民のネットワーク
https://www.facebook.com/rokkosan.rcn/
六甲山小学校
http://www2.kobe-c.ed.jp/rks-es/
■六甲山小学校へのアクセス:
阪神電鉄 御影駅から 神戸市バス16番「六甲ケーブル下」行き下車、六甲ケーブルに乗車、山上より六甲山バスに乗車し、記念碑台で下車東へ徒歩150mほど。
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(文/チアフルライター クニコ2000)