大人も子どもも楽しめる催しがイッパイ☆ 市役所横のアミティホール
こんにちは!チアフルライターの沙羅デス。
今年も暑い夏がやってきましたが、皆さまはお元気でいらっしゃいますか?
今日は6/24(日)に開催された「西宮太鼓フェスティバル」の鑑賞レポートと、お子様の夏休み中に参加できる、まだ申し込み可能なワークショップなどについてご紹介いたします。
和太鼓の魅力に魅せられて~。○◎
これまで和太鼓を聴く機会といえば、息子の小学校の夏祭りしかなかったワタシ。。
主催である西宮市文化振興財団へ出演団体について問い合わせたことがきっかけで、取材をお願いすると特別にリハーサルから観させていただけることに!(^^)!
総勢9団体が出演されるとあって、気合いを入れて公演前日のリハーサルへと向かいました。
20数年西宮市に住んでいながら初めて訪れたアミティホールは、1F席・2F席を合わせると1,180人を収容できる立派なホールでした。
恐縮しながらホールへ入ると、どの団体も立ち位置から演奏終了のおじぎまでチェックに余念がなく、リハーサルの様子は真剣そのもの。
プログラムを拝見してみると、親子で参加されていらっしゃるという団体に目がとまりました。
メンバーに福男さんも! 地域活性化から創られた、和太鼓「かざぐるま」
西宮市文化振興財団の担当者さんに尋ねると、父子で参加されておられるとのこと。
子をもつ母として直接お話を伺いたくなり、控室へお邪魔しました。
和太鼓「かざぐるま」さんは阪神大震災の後、地域活性化の一環として創設され、西宮市立鳴尾小学校で毎週木曜日の夜に練習をされているそう。
お子さんのお父様である大迫純司郎さんは、西宮神社の福男として2番福・3番福を勝ち取ったご経歴の持ち主。
介護福祉士のお仕事の傍ら、メンバーの皆さんと地域の行事や施設などでも和太鼓を披露されていらっしゃると、お話してくださいました。
自宅でパパが練習する姿をみた心愛(ここあ)ちゃんは、パパの真似をするうちに6歳から一緒に練習に参加するようになったそうです。
本番でも沢山の観客を前にして、習いはじめて1年未満とは思えない堂々たる演奏を披露していました。
1曲目にえびす様に扮した大迫さんが登場し、ステージは活気にあふれていました。
楽しみながら撮影していると、あっという間に第1部が終了。
演奏後に写真をお願いすると、「皆さんに福をお届けするよう宮司さんから言われましたので」と快諾してくださいました。
大迫さんのお優しい眼差しと皆さんの晴れやかな笑顔が素敵でした。
どの出演団体もカッコいい! 紹介しきれなくて残念ですが抜粋でどうぞ
第2部は凛華さんから。
女性2名・男性1名のメンバーながらも、その名の通り凛としていて華のある演奏は、和太鼓に人数は関係ないのだと思わせる聴きごたえある音色でした。
こちらの女性奏者の方々にお話しを伺うと、お2人とも元は別の楽器に携わっておられたそうです。
お子さんの保育園での生活発表会で保護者の出し物として和太鼓を演奏したのをきっかけにハマった方と、空手をしておられ武道に通ずると感じハマった方。
和太鼓の魅力を伺うと、
●人の心を打つ楽器
●とにかく好きで、子どもには出産前から太鼓を聴かせていた
と語ってくださいました。
観客席を巻き込んで、手をたたいて一緒に楽しめる時間も用意されていたのが流石のお心遣いでした(^^♪
ダイナミックな演舞が間近で見られるシアワセ♡ 琉球國祭り太鼓
沖縄の伝統芸能エイサーをベースに、空手の型を取り入れた独自の振り付けとダイナミックなバチさばきが観る人を魅了する、琉球國祭り太鼓さん。
演舞中、最後方からの指笛がホール中に響きわたり、近くにいたワタシはとっても得をした気分に(^-^*
昨年末のNHK紅白歌合戦で「男の火祭り」という曲中に兵庫支部からもご出演されていらっしゃったそうで、この日も「あっぱれ」の掛け声で客席の皆さんと一体感ある演目を披露されました。
通路まで降りてきての演舞もあり、世界に支部をもつ沖縄文化を間近で体感できたことに感動しました。
第3部は和太鼓松村組! 大太鼓や民族楽器の融合が圧巻◎
阪神大震災の復興を願い発足された和太鼓松村組さんは、神戸を拠点に活動されています。
海外でも数々のコンサートを展開され、様々な国の民俗音楽とのコラボなど独自のスタイルを追求し続けていらっしゃいます。
西宮和太鼓フェスティバルには第1回目からご出演されていて、「西宮の太鼓チームをまとめたい・皆で演奏できる曲を作ってほしい」との西宮市文化振興財団からの依頼を受け、作曲も手掛けられたとのこと。
こちらも最大5名での出演でしたが、ただただ聴き入るばかり。
演奏の所々で拍手が沸き起こっていました。
主宰の松村公彦さんのお話の中で、「和太鼓フェスティバルにくると疲れるわぁ~」とこれまでの観客の声を代弁していらっしゃいましたが、ホール内の方々は息をするのも忘れるほどに聞き惚れていたと感じました。
ラストは合同演奏! 太鼓の響きがホール全体を包み込む!!
ステージを埋め尽くすほどの出演者と太鼓の数々。
合同演奏と全ての団体の紹介が終わると、観客席の後ろからシーサーが登場しました。
ゆったりと練り歩きながら毛がなびく姿は、まるで本物のよう!
時々お客様を噛もうとしていたのは、何やら噛まれるとイイことがあるそうで、ワタシもいつか噛まれてご利益にあやかりたいと思います♪
出演団体全員による、合同演奏「汀の風-MIGIWANOKAZE-」は
“このド迫力は、ここでしか味わえない・・・”
というパンフレットの文字通りで、ホールが揺れんばかりの演奏でした!
学生時代に和太鼓部にいた方々が、大人になって地域の和太鼓団体に再び参加するなど、和太鼓を通して広がる人と人の縁を感じたコンサートでした。
末永く続いてほしいと願う素晴らしい催しで、来年もまた聴きにこようと思います♡
知らないなんて勿体ない! カルチャーイベントが盛りだくさんなアミティホール
息子とのお出かけにと、地域のイベントは小学校からの配布プリントや市政ニュースなどでチェックしているワタシですが、アミティホールの催しにはこれまで参加したことがありませんでした。
今回の取材依頼で西宮市文化振興財団の事務所に伺うと、参加してみたいイベントが破格の参加費でゴロゴロありました!
小学4年生の息子に何をやってみたいかを尋ねると、「プロと音楽を作っちゃおう!!」にチャレンジしたいとのこたえ(^^)
応募期間は7/22(日)までなので、参加してみたい方はお問合わせ先をご覧ください。
住んでいるまちで仕事と子育ての両立♪ 西宮市文化振興財団の広報さんをインタビュー
今回の取材で事務所をお邪魔したときに、アミティホールのワークショップや今後のコンサートについて色々と説明をしてくださった広報の田中智衣さん。
3歳のお子さんがいらっしゃるそうで、ご出産を機に住んでいる地域で働きたいとの思いから入社され、親子向けイベントやアミティタイムという手書き情報チラシの発行・SNSでの発信などを担当されておられます。
土日の勤務もあるためお子さんと過ごす時間をやりくりしながらも、西宮の文化活動のプラットホームになればと日々の仕事に励む田中さん。
チラシを市内のカフェに置いてもらったことがきっかけでつながりが広がり、あるイベント時には出張カフェとして参加してもらったこともあるそうです。
毎号チラシが届くのを楽しみに待ってくれている方がいることが嬉しいと語ってくださいました。
次のおすすめは「プリンセスコンサート」
8/2(木)に、はじめてのホール体験として3歳から鑑賞できる本格クラシックコンサートが開かれます。
市民会館の催しに尽力されていらっしゃる事業課職員の皆様(^^*
これからも素敵な催しで、訪れる人々に楽しいひと時をお届けください☆彡
【各種催しお問合わせ先】
公益財団法人 西宮市文化振興財団
URL : http://www.nishi-bunka.or.jp/
TEL/(0798)33-3111
住所/西宮市六湛寺町10-11
お問合わせ時間/9:00~17:30(火曜日を除く)
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(文/チアフルライター 沙羅)