沿線お役立ちコラム

神戸の主婦が御影公会堂でオモシロ動画講座を主催してみた!

YouTuber芸人「グッピーこずえちゃん」に教わる動画セミナー

先月、誕生日を迎え大台に突入したチアフルライターのクニコ2000です。

突然ですが、YouTuber芸人「グッピーこずえちゃん(以下、こずえちゃん)」を知っていますか?

吉本興業所属(正確には吉本クリエイティブ・エージェンシー)で、自身が運営するYouTubeのチャンネル(その名も「こずちゃんネル。」)の登録者数が3万人を超えている芸人さんです。

昨年、仕事を通じて知り合いSNSでお友だちになりました。

今年の初め、こずえちゃんが子ども向けに動画を教えていることをSNSの投稿で知りました。

「小学生が憧れるYouTuber、それもこずえちゃんに、動画の撮り方・作り方を教えてもらったら、子どもら喜ぶだろうな」と思い、こずえちゃんに声をかけ企画を始めました。

当初、学校のPTA主催でと考えましたが、PTAのイベントには順番待ちがあるようで、5年くらいかかりそうな雰囲気。

それなら自分でやってしまおうと、無謀な一人プロジェクトが動き出しました。

私個人での主催。予算もないので、会場が広く安価で利用できる場所を探しました。

私のママ友がいる東灘区と灘区の中間地点で会場を検索したところ、御影公会堂と御影クラッセの4Fにあるユースプラザ KOBE・EASTがみつかりました。

会場費用は同じくらいでしたが、2か月前から予約できること、広くて柔軟性がある和室が予約できたことを理由に、御影公会堂に決めました。

公会堂は石屋川公園の中心にあり、日曜日の昼下がり、お散歩しながら家族で来てもらいたいなと、夢が膨らみました。

集客方法や参加費などの色々な難題に頭を悩ませ、眠れない夜も

安くて広い公会堂ですが、大ホール以外には、PCやスマホの画面を投影する設備がありません。

「レンタルショップでプロジェクターを借りようか?」「PCと相性が悪かったらどうしよう?」

いろいろ悩んだ結果、我が家のテレビを持ち込むことにしました。

それ以外にも、こずえちゃんの事務所との交渉、参加費の値段決め、セミナーのコンテンツ作りなど、難しい壁に何度もぶつかりました。

参加費は、事前にママ友数名に調査し、こずえちゃんの意見も聞きました。

いくらなら来てくれるのか?という問いに、1000円以下なら、という回答を得たので、大出血サービス!「大人500円・子ども1名まで無料」に決めました。

一番苦労したのは集客です。

Web上で集客しようと思っても、私個人のページを持っていません。

Facebookも使いましたが、SNS嫌いな人も多いので、集客用のブログも立ち上げました。

申し込みフォームはGoogleの無料サービス「Google フォーム」を利用しました。

初めに、期待していた保育園や小学校のママ友に声をかけたのですが、残念ながら、誰からも参加の返事はもらえませんでした。

「なぜ一主婦の私が、吉本興業の芸人さんを呼んでセミナーをするのか?」

自問自答し眠れない夜もありました。

乗り越える支えになったのは、「ママたちのウケが悪くても、子どもたちは絶対喜んでくれるはず!」という意味不明の自信。

それに応援してくれる人がたくさんいたからです。

当日はお天気に恵まれ、セミナースタート!

参加希望者は、目標の50名には届きませんでしたが、最終的に20名ほどの申し込みをいただきました。

親子向けの動画講座でしたが、こずえちゃんがYouTubeでセミナーの案内(案内なのに面白くてあたたかくてさすがこずえちゃん!)をしてくれたので、こずえちゃんのファンも申し込みをしてくれました。

当日は残念ながらキャンセルもでましたが、我が家も含めて15人の参加となりました。

会場は、広めの和室2部屋を借りていたので、撮影スペースはたっぷりとれました。

まずは主催者挨拶。緊張しながらもなんとかやり遂げ、その後は、こずえちゃんが引き取ってくれ、セミナーが始まりました。

さすが芸人さん、トークがおもしろい!

まず、動画の作り方を簡単に説明してくれました。

効果音を入れるだけで、動画に面白さが加わり、タイミングよくテキストを挿入すると、YouTubeっぽい動画になります。

即席でサンプル動画を作成! 主役は参加した子どもたち♪

参加してくれた子どもたちを主演に、こずえちゃんがサンプル動画を撮影。

ロシアンルーレットっぽい(ひとつだけ酸っぱいガムが入っている)お菓子をみんなで食べて、ババを引いたのは誰?というシナリオ。

子どもたちはこずえちゃんの指示を真剣に聞いて、カメラに向かってしっかりと発言していました。

撮影の後は、こずえちゃんがその動画を使って編集の仕方を説明。

時間と分かりやすさの関係で、サンプル動画はiPhoneではなく、パソコンで編集しました。

テレビに映し出された撮影動画に、BGMや効果音、テロップなどがサクサクと入っていきます。

だんだんYouTubeっぽくなっていきます。

いよいよ撮影タイム&撮影した動画を自分たちで編集!

撮影タイムが始まると、すでにシナリオを考えてやってきた子はさっそく撮影に入っていました。

どんな動画を作ろうか?と悩む子も。

私は娘に合気道の技をかけられるという動画を撮影。

こずえちゃんも、動画を撮影中の子どもたちを撮り始めました。

得意のダンスを踊る子、オリジナルの絵かき唄を描く子、恥ずかしかっでもじもじする子(うちの娘)など様々。

かわいい赤ちゃんは座っているだけで映えます。

撮影の後は、机に戻ってiPhoneアプリの「iMovie」を使っての編集作業。

こずえちゃんが、みんなのところに回ってアドバイス。

個人的に意外だったのはお手伝いで参加した夫。

動画にはまったく興味がなかったはずが、前のめりにサクサク編集をしていて驚きました笑

みんなの動画を発表 子どもたちの自由な発想に驚き

作品発表タイム。

こずえちゃんがさっき撮影した動画を最初に発表しました。

短時間なのに、完成度が高い。

さすがプロです。

その後、大人から子どもまで、自分の作品を発表していきました。

時間が短いので、簡単な作品になりましたが、効果音やテキストを上手に使って、まとめています。

iMovie初チャレンジの夫も、ITが苦手なわりには、効果音を上手に使い編集できていました。

セミナー終了後は自宅で復習

最後にみんなで記念撮影をして、終了となりました。

みなさんから「おもしろかった」と感想をいただき、ほっと一息です。

講座終了後、1週間は何もする気が起きませんでした。

完全に燃え尽きました。

時間中に完成できなかった自分の動画は、帰宅後、復習をかねて完成させました。

大台に突入したおばちゃんにiPhoneの小さい画面は厳しかったけれど、使い方に慣れれば、簡単でした。

この後も、子どものお出かけ動画やいたずら動画など、ちょっとずつ作品を増やしています。

今回のプロジェクトについて。

赤字となりましたが、動画の編集を楽しんでいた子どもたちの笑顔に癒されました。

今回もたくさんの協力を得ました。

こずえちゃんはもちろん、アドバイス&集客を手伝ってくれたチアフルライターの編集長Hさん、こずえちゃんの事務所との窓口になってくれた制作会社のWさん、セミナーの助っ人として応援にきてくれたAちゃん、仕事を休んでまでテレビなどを運んでくれた夫。

阪神電鉄のNさんには、取材や集客広告でお世話になりました。

この場を借りて、お礼申し上げます。ありがとう。

御影公会堂は、地下の食堂が有名です。

いつも行列ができているので、私はまだ入ったことがありません。

最近、心に余裕が出てきたので、今度家族で行ってみようと計画中です。

名物のオムライスで動画を作ってみようかな?

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(文/チアフルライター クニコ2000)