幼稚園の先生をしていたちづちゃん&このちゃんだからこそ知っている
6月の面白くてご家庭でも役に立つ保育情報を教えちゃいます。
は！歯！！HA！！！
といわれると
虫歯だから6/8かなぁと思うかもいるかと思いますが、
実は6/4が「虫歯予防デー」。
6月4日～10日までが「歯の衛生週間」と言われています。
この週に合わせて幼稚園や保育園では歯や口の健康について学ぶ機会を
意識的に設けたりするところも多いんです。
こどもたちは絵本や紙芝居を見たり読んだりすることで、
虫歯のこと、こどもの歯が抜けておとなの歯になることを知ります。
その中でも歯が抜け始める時期(4歳ごろ)の絵本として
ちづちゃん&このちゃんがオススメなのが
【歯がぬけた 】作 中川ひろたか 絵 大島妙子
歯が抜けるって面白いな！楽しみだなぁ！と感じさせてくれる一冊です。
その中でも面白いのが、抜けた歯の隙間にコーンを挟んでみたりする場面。
こどもの頃一度はみなさんもやったことがあるのではないでしょうか。
絵本には抜けた歯を投げる場面が出てきますが、みなさんは抜けた歯をどうしていましたか？
ちづちゃんは丈夫な歯になるように投げる派、このちゃんは記念に取っておく派でした。
歯が抜けるのもこどもの成長をまた一つ感じることができるイベントですよね。
ご家庭でもこどもと一緒に 【歯】について話してみるのもたまにはいいかもしれませんね。
時の記念日ってなあに？
祝日ではないので初耳の方も多いかもしれませんね。
この時期、幼稚園や保育園では時の記念日にちなんだ
様々な活動をします。
実際に時計の製作活動もしますが、
時の記念日についての活動でまず最初にすることは、
こどもたちに時計の話をすること。
そこで使えるのが時計の歌。
とけいのうた 作詞：筒井敬介 作曲：村上 太朗
♪コチコチカッチンおとけいさん
コチコチカッチン動いてる
こどもの針とおとなの針と
こんにちは さようなら
コチコチカッチン さようなら
なんとわかりやすい歌でしょう。
短針がこどもの針
長針がおとなの針
短い針と長い針、2本の針があることを
この歌の中でしっかり伝えてくれています。
でもこどもに時間を教えるのは難しいですよね。
そこでおススメしたいのが
時計の3.6.9.12の数字のところにシールを貼って
マークで時間を伝える方法です。
例えば
3の数字にはウサギ
6の数字にはキリン
9の数字にはパンダ
12の数字にはコアラ
のシールを貼ります。
年少さんに「15分になったらお片付けね」
と言葉だけで伝えても理解するのは難しいので
「長い針がうさぎさんのところになったらお片づけね。」
と伝えるとマークを見ればわかるのでとてもスムーズなんです。
このように保育では徐々に生活の中に時計を
見て動ける工夫を取り入れています。
すぐにご家庭でも真似できるので、
時間についてこどもに伝えたいなというママパパは
この方法をぜひ取り入れてみてくださいね。
教えて！ちづちゃん&このちゃんコーナー
歯磨きタイムになるととっても嫌がって泣くんです。口の中に歯ブラシが入るのが怖いようで…！どうしたらいいでしょう？？
担任のちづちゃん&このちゃんがお答えします。
毎日の習慣を身につけるって本当に大変ですよね。
Mちゃんが虫歯にならないように、しっかり磨きたい！
でも悪いことしているのかと思うくらいワンワン泣いちゃう…！
他のご家庭のみなさんも心当たりがあるお悩みかと思います。
お子さんの好きな歌(歯磨きソング)を歌いながら磨いたり、
歯磨きを数回に分けて短時間で行ってみたり
と歯磨きの最中に出来る工夫もありますが、
保育でも使っていた技をプラスするのはいかがでしょう？
それが歯磨き前の工夫、"ごっこ遊びで歯磨き"です。
用意するのは歯ブラシと大好きなおもちゃ！目や鼻がなくてもOK!
お気に入りの人形やおもちゃに歯ブラシをあてて
こどもはゴシゴシ&おとなはこどもの好きな歌(歯磨きソング)を歌って遊びます。
その流れで"今度は○○ちゃんの歯をピカピカにしようね！"と歯磨きタイム。
歯磨きをしてもらうだけでなく、
人形やおもちゃに歯磨きをしてあげる経験をプラスするだけですが、
好きなおもちゃと一緒に歯がピカピカになるのが嬉しくて、
歯磨きタイムが好きになったりするんです。ぜひ試してみてくださいね！
次号もどうぞお楽しみに！
担任のちづちゃん&このちゃんでした！