沿線お役立ちコラム

「ART MARKET あしやつくる場」は音楽ライブもすごいんです!

つくることの喜びと発見を共有するイベント ART MARKET あしやつくる場

こんにちは!

チアフルライターで、ミュージックソムリエの阪口マサコです。

ミュージックソムリエの視点で、密かに注目しているイベントを今回はご紹介します。

それは、芦屋市立美術博物館の芝生が気持ちいい前庭で、毎年春と秋の年二回開催される「ART MARKET あしやつくる場」です。

音楽イベントではありません(笑)

今回は、5月19日(土)と20日(日)の2日間開催されました。

このイベントは、誰かが作ったものに触れたり、自分自身でつくることにチャレンジしてみたり、“つくる”ことから生まれる喜びや発見を共有することが主旨のイベントなのだそうです。

美術館のイベントとして、以前からアーティストの手作り作品のお店が並ぶ「ART MARKET」が春と秋に開催されていましたが、2015年頃から「ART MARKET あしやつくる場」として生まれ変わりました。
 
キュートな動物イラストで人気の鈴木裕之さんがメインビジュアルを担当されたのも、2015年頃からだったように記憶します。
出店するお店の種類がより幅広くなり、手作り作品ばかりではなく、セレクト雑貨や、古着や古書のお店、そして飲食ブースも並んで、とても楽しく賑やかなイベントになっています。
 
そして子供から大人まで楽しめる様々なワークショップや、音楽ライブもあって、一日中家族みんなで楽しめるのです。
 
そうなのです、実はこの音楽ライブがかなりいいのです!

今回は、5月19日のライブを見てきましたよ。

ICHIさんのパフォーマンスに子供たちも釘付け!

この日は2組のアーティストが登場。

まずは、英国ブリストル在住の日本人アーティスト、ICHIさんのライブから。
 
一人サーカス団とも称されるマルチインストゥルメンタリストのICHIさんが、ハーモニカを吹きながら竹馬に乗って登場するなり、子供たちも大興奮!
NHKのアニメーション「おんがく世界りょこう」の主演キャラクターのモデルでもあり、楽曲提供もしているというICHIさん。

スティールパンや木琴、ベースやトランペットなどの様々な楽器から、音の鳴る色々な小物などを配置した、まるでおもちゃ箱のような装置に子供たちも興味津々。

一人で次から次へといろんな楽器を演奏しながら歌うパフォーマンスは、とても楽しくて、みんな大喜びでした。
途中、パートナーでこの後のライブも予定されている英国のシンガーソングライターのレイチェル・ダッドさんとの共演も!

次から次にいろんな音で楽しませてくれたICHIさんの音楽は、日常の様々な音の面白さに気づかせてくれるような、まるで現代アートのようなパフォーマンスが素晴らしかったです。

リズミカルで、楽しくて、そしてほっこりするライブ・パフォーマンスに、子供たちもずっと釘付けでした。

芦屋にブリストルの爽やかな風が吹きました♪

ICHIさんのライブから1時間後、少し日差しが傾きかけた午後の時間に、今度は英国のシンガーソングライター、レイチェル・ダッドさんのライブが始まりました。

4月にバンドを従えて日本全国のライブ・ツアーを終えたばかり。

ここでは、バンジョーとアコースティック・ギターの弾き語りで聴かせてくれました。

足首に鈴ともう一つ何か音の鳴るものを付けていて、ステップを踏みながらリズムをとって、バンジョーやギターを弾きながら、全く一人で歌っている姿はなんともかっこよかったです。
時にジョニ・ミッチェルを思わせるような、フォーキーな歌声が魅力のレイチェル・ダッドさん。

優しくてナチュラルな歌声とバンジョーの響きが、心地よい風に乗って、まるで英国の港町にいるような錯覚に陥りそうでした。

レイチェル・ダッドさんは、今注目のシンガーソングライター。

パートナーのICHIさんとともに、1年の半分を英国で、半分を日本の広島県尾道市で過ごされているようです。

お二人とも、英国を始めヨーロッパでも注目を集めるアーティスト。

そんな素晴らしいアーティストのライブが無料で見られるなんて、なんとも贅沢な時間でした。

ちなみに2日目のライブは、こちらも日本で注目されるユニット、ゆうきが登場したようですよ。

手作り感あふれる音楽も魅力の「ART MARKET あしやつくる場」

最初にも述べたように、「ART MARKET あしやつくる場」は、“つくる”ことから生まれる喜びや発見を共有するイベントです。

出店しているお店も、作り手の心が伝わるような、こだわりの物を扱うお店ばかり。

飲食ブースも、オーガニックや自家製にこだわったものを提供するお店が多かったです。

そんな中で音楽ももちろん、手作り感を味わえるアコースティックなサウンドが魅力のアーティストを中心としたラインナップになっていると感じます。

クラフト・マーケットは全国でも多く開催されていますが、この「ART MARKET あしやつくる場」は、美術館ならではの視点で、お店もワークショップも音楽ライブもセレクトされていて、他のクラフト・マーケットにはない魅力があると感じます。

ミュージックソムリエでもある私としては、ぜひ音楽を楽しみに来て、同時にMARKETも楽しめるイベントとしてオススメしたいのであります。

「ART MARKET あしやつくる場」の情報は、芦屋市立美術博物館のホームページで知ることができます。

 
秋の開催が今から楽しみですね!

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(文/チアフルライター 阪口マサコ