笑いとわくわくのエッセンス満載の「わくわく保育だより」
12月号では大掃除をテーマにこどものお手伝いで身につく素敵なチカラをご紹介します。
逆転の発想!遊びから掃除へ
お掃除を手伝ってもらいたいけど、どうしたらいいの?と悩んでいるパパ&ママ!
「お掃除手伝ってー!」
「えーいやだー」のやりとり。
そんないつもと同じやりとりとも今年はおさらば!
まずは子どもと一緒に遊んじゃえばいいんです!!!!
新聞紙を用意して…
ビリビリに破いて…
新聞紙の落ち葉の上を歩いたり…
上からパラパラ
新聞紙の雨が降ってきたり…
(え!?掃除したいのにこれじゃあ…)
と思われますよね!
ここからなんです。
最後はおっきい雪だるまを作るよー!
と言って
ビニール袋に破れた新聞紙を詰め込みます。
(あっという間に片付け完了)
そして、本番。
おとなは濡れた雑巾で窓を拭きます!
こどもは雪だるまの中から破れた新聞紙を取り出し
乾拭きをします!
いっぱい遊んだこどもは心が満たされているので、
お手伝いも自然としてくれますよ。
この技、実は幼稚園でよくやっていたんです。
こどもたちに楽しんで手伝ってもらうための裏技!
ぜひお試しあれ!
「今年も一年ありがとう」言葉のチカラ
まずこどもでも簡単に拭ける形のおもちゃ(ボールや積み木など)を4~5個用意しましょう。
その中から
「ピカピカにするおもちゃどれにしようか?」
といくつか選んでもらいます。
もちろん1つだってOK!
“自分で選ぶ“ことで意欲が高まるんです。
ちなみに雑巾があれば◎ですが、使い古したタオルハンカチでも◎
次にこどもが選ばなかったおもちゃを1つ持って
「このおもちゃでもたくさん遊んだね!いっぱい遊んでくれてありがとう~!」
とおとなが拭きふき。
ママ・パパのまねっこはこどもも大好きなので自然と
「ありがとう!」が出てくるかも!
ここでポイントなのは1つ拭き終わるたびに、
お子さんをほめること!
選んだおもちゃの分だけ褒める!
子どもの集中力はおとなより短いので、
短時間で拭きやすい形のおもちゃ掃除はうってつけ!
しかもお手伝いの達成感をすぐに味わうことができるので、
こどもの“できた!”という満足度がとっても高いんです。
幼稚園や保育所で先生たちも大掃除の時に
“掃除する物や場所を自分で決めるチカラ”で達成感を味わい
そして
「ありがとう」の“言葉のチカラ”で物への思いやり
を育てつつ部屋をピカピカにしています!
掃除道具もちょっぴり工夫を凝らしたアイデアで!
お掃除する時の道具はなるべくこどもの愛着があるものを使用しましょう。例えばこどもの使い古した歯ブラシ。
自分の使っていた歯ブラシでサッシをゴシゴシ。
続いてこどもの穴の空いた靴下。
手袋みたいにお手手にはめてお部屋の隅々のホコリ取り。
使えなくなったから捨てるのではなく、
最後まで使い切る!
お掃除しながらこどもたちに物を大切にするキモチが自然と芽生えます。
お掃除が終わった後は新しい歯ブラシ、靴下に交換して新たな気持ちにスイッチオン!
大掃除でお家もピッカピカ。
おまけにこどもの素敵な心もスクスク成長♪
これで新年を迎える準備はばっちり!
一おとなもこどももみんなみんなわくわく一
今年もありがとうございました!来年の1月号もどうぞお楽しみに!
担任のちづちゃん&このちゃんでした!