チアフルライターのティセです。

阪神尼崎駅といえば、下町情緒溢れる商店街や阪神タイガースのマジック点灯が有名ですが、駅南側に広がる寺町は、江戸時代に尼崎城下町に11の寺院を集めたノスタルジックな街並が現存するんです。

秋晴れの空の下、天下五剣の一つ名刀「数珠丸（じゅずまる）」が、法華宗・本興寺で11月3日に公開され、年に一度だけの一般公開・虫干会(むしぼしえ)に女性の見学者が殺到しました。

オンラインゲーム「刀剣乱舞」の刀剣ブームにあいまって、一目見ようと10代から30代の女性が特に多く見学に訪れました。朝5時の開門時には既に20名の方が待っており、遠くは北海道や沖縄からも訪れ、境内は女性参拝者で埋め尽くされるほどになりました！

ところで昨今は空前の御朱印帳ブーム。御朱印を集める女性を「御朱印ガール」と呼ぶんだそうで、見学と同時に、持参した御朱印帳へ本興寺の朱印も求める女性の方も多くいました。僧侶の方が数珠丸の長蛇の列の対応に、御朱印帳の回収と記入をしたスムーズなもてなしをされていたので、神対応ならぬ「仏対応！」と各所から声が上がったとか！？本興寺の川井育大さんは「当山の催しでこれだけ多くの女性が集まることは珍しく、興味を持って頂き大変嬉しいことです。」と語っていました。

寺町界隈の寺院には、「数珠丸」をはじめとする国指定の重要文化財の多数所有する寺院や、その昔明智光秀から逃れた豊臣秀吉が逃げ込んだ逸話、はたまた尼崎城の建設（平成30年完成予定）など、歴史的にも面白い見所いっぱいで、今までの尼崎のイメージがガラリと変わりそうです！

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（文／チアフルライター　ティセ）