沿線お役立ちコラム

バスでおいしい日本酒めぐり 「2017灘の酒蔵探訪」

こんにちは☆阪神電車&タイガースファン☆チアフルライターのさだまつまみです。
神戸をはじめとする阪神間の食べ歩き&イベントが大好き。
阪神沿線の気になる名所・見どころを発見していきます。
よろしくお願いします!

兵庫県は清酒生産量日本一を誇り、灘の酒は日本有数の酒どころとして知られ、いくつも酒蔵があるってご存じですか?
宮水と山田錦で作られる味わい豊かな灘の酒。
秋に新酒の時期を迎えます。

今回紹介するのはこの季節にぴったりの「灘の酒蔵探訪」
東灘区・灘区の酒蔵地域でスタンプラリーや酒蔵開放を楽しめるイベントで、今年も10月14日から11月23日まで開催されています。

私が日本酒にハマったのも灘の新酒を原酒でいただいたのがきっかけでした。
ということで、毎年気になっていたこのイベントに私もはじめて参加してきました!

期間中の土日祝には鉄道の駅を起点として、酒蔵を経由する「酒蔵めぐりバス」が運行されています。
1日乗り放題で大人250円、子ども150円。
4つの駅と8つのスタンプポイントを巡回してくれるのでかなり便利。
このバスで回ってきた酒蔵を紹介します。

「神戸酒心館(福寿)」 

レストラン併設の酒蔵です。
福寿はノーベル賞受賞の晩餐会で振る舞われた日本酒として一躍大人気になりました。
私もここで原酒を試飲してから日本酒にハマった思い出の酒蔵です。

入り口には酒作りの紹介した展示物があり「見て」「食べて」「飲んで」楽しめるようになっています。
ここでは5種類のお酒を試飲。
中でも10月20日に発売されたばかりの「新酒 しぼりたて」は辛口でとっても飲みやすく、後味もほどよいフルーティーなお酒でした。

「沢の鶴資料館」

江戸時代末期に建てられた歴史ある蔵が阪神淡路大震災で全壊。
それを見事に再建し、酒造りの文化を広め、後世に伝えるための資料館として公開しています。この地区出身の私の夫も再建された時はうれしかったようです^^

資料館には、全国的に珍しい地下構造の「槽場(ふなば)」跡があり、灘の酒作りの貴重な遺構を見ることができます。
こちらでは2種類のお酒を試飲。

まずは「資料館原酒(本醸造生原酒)」
蔵でしぼったままの原酒で、資料館ミュージアムショップ限定商品。
アルコール度数は18.5度と高めで、辛口ですが生原酒と思えないくらい飲みやすかったです。
蔵元でしか飲めないこういうお酒、いいですよね。

続いて「古酒仕込み梅酒」
3年以上醸造したお酒に仕込みをした梅酒です。
トロっとした飲み口でアルコール度数は11%ですがそんなに感じませんでした。
ロックで飲むのもいいかもしれませんね。

「酒蔵めぐりバス」は12のバス停を巡回していてどこからでも乗り降りできるので、どんなコースで回るか考えるのも楽しみのひとつ。
次のバスの時間までに見学・試飲、買い物すると、効率よく酒蔵を回ることができますよ。

灘の酒蔵探訪特設ページ(みなと観光バスwebサイト)

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(文/チアフルライター さだまつまみ)