沿線お役立ちコラム

(前編)リバウンドなくキレイを保てる、確実なダイエット法とは?

巷には数え切れないほどのダイエット法があり、次から次へと新しい方法が編み出されています。
大人気の低炭水化物ダイエットや、「○○ダイエット」のような1品食べダイエット…
今までいろいろな方法を試したけど、リバウンドをする、続かない…など悩んでいる方もおられるのではないでしょうか?

 

そもそも失敗するのはなぜでしょう?
上記2つのダイエット法を挙げて、説明します。

失敗例 1. 低炭水化物ダイエット

今や「夜ご飯はご飯抜き!」などされている方は多いのではないでしょうか?
ご飯やパンなどの炭水化物を食べない分、代わりにお豆腐やお肉などのおかずを食べるといった方法もしばしば目にします。

炭水化物はエネルギー源となる栄養素であるため、これを必要以上に減らすことにより、短期間での体重減少は認めやすいですが、長期的に見ればリバウンドしやすいと言われています。

 

満腹感は血糖値の上昇により得られるため、副食(おかず)でお腹を満たそうとすると、食べ過ぎやエネルギーオーバーに繋がってしまいます。
それに加え、副食は脂質を多く含むため、それらを摂り過ぎてしまうことにより、脂質摂取過剰を招きます。

 

また、満腹感を得られず、菓子類を過剰に食べてしまうことにも繋がりかねません。
体重が標準でも体脂肪率が高い「隠れ肥満」となりやすく、リバウンドする可能性も高くなってしまいます。

 

毎年行われている国民健康・栄養調査では、戦後から今日まで、摂取エネルギーは変わらないのにも関わらず、糖尿病、脂質異常症、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病の割合が増加しています。
その原因として、お米の消費量が減り、肉類や油脂などの摂取が増えたことが考えられています。

 

ちなみに、たんぱく質と炭水化物は、重量当たり同エネルギー(1g当たり4kcal)です。
ヘルシーな印象で一見、低エネルギーに見えるお豆腐や鶏肉などでも必要以上に食べ過ぎれば、エネルギーオーバーになります。

 

ご飯の場合、ほとんどが炭水化物で脂質は少ないので、他の食材と合わせやすく、食事のバランスがとりやすくなります。
更に、 ご飯は砂糖などと比べ、血糖値は緩やかに上昇し、腹持ちが良いので、脂質の多い食材を食べすぎたり、過剰に甘いものが欲しくなったりしにくく、健康的な食事ができます。

炭水化物は、必要とされる適量を摂っている分には太ることもありません。

失敗例 2.「○○ダイエット」のような一品ダイエット

結論から言うと、この食品さえ食べていればOKという食べ物はありません

人の体は機械ではないので、サプリメントや栄養調整食品、特定の食材だけで完璧な食事条件を揃えるのは、不可能です。

何らかの栄養素が欠落することになりますから、肌荒れや貧血、すぐに疲れるなどといった症状が出ることもあるでしょう。

 

このダイエット法も、短期的に体重減少しやすいかもしれません。

しかし、これは不足するエネルギーを補うため、筋肉などを分解してエネルギー源として使ってしまうから。

筋肉量が減ることで基礎代謝量も下がり、その後普段の食事に戻したときにも今まで以上に太ってしまうということ(=リバウンド)が、理屈として考えられます。

より痩せにくい体へと導いてしまっているのです。


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